古民家でセルフブランディングを学ぶ。【BALUE STUDIO in 日野鎌掛】

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滋賀県日野町 岡家住宅の利活用法についてご相談頂き、都市部の若者と古民家を繋ぐワークショップ「BALUE STUDIO」を開催しました。

イベントの経緯

岡家住宅は、アメリカ合衆国出身でありながら、生涯を通して日本で西洋建築を数多く手掛けたあのW.M.ヴォーリズによる設計。

ヴォーリズといえば、関西学院大学や同志社大学(一部)、日本基督教団関西各地の教会など、伝統的な洋風建築が有名ですが、この住宅は彼の作品には珍しい和風建築でした。

現在は大阪へと移住され、事実上の空家になっていたこの住宅を、なんとかして利活用して今後へと残していきたいというオーナー様の意志に沿うため、NPO日本グローバルサポートととの共同で活用案を提案させていただきました。

当初はその住宅構造を活かした民泊施設のような運用などの検討もなされたのですが、周辺住民の理解や現地で動ける人材、また限りある予算など、地方ならではの諸問題の中で最終的に提案されたのが、本イベントでした。

物件の関係人口を増やす

参加してくれたのは大阪周辺に在住の20代〜30代の若者たち。

それぞれ、ダンサー、シンガー、学生、研究員など様々なバックグラウンドを持っています。

朝、大阪駅に集合し、彼らとともに現地へ。

午前中はまず、彼らにオーナー様より家の歴史や建築構造などなどについて語って頂き、物件が持つ物語を共有してもらい、その内容をベースに、物件の活かし方について彼ら自身にアイデアを考えてもらいました。

そこで出たアイデアを、参加者自身でオーナー様や他の参加者に発表してもらい、実現可能にするための方法を皆でディスカッション。

全くの素人である彼らの、全く新しい視点による物件の活用アイデアは、当事者には見えなかった物件の魅力を引き出すきっかけにもなり、様々な議論がかわされました。

家のことを自分ごとに

午後からは、参加者に向けてBALUEメンバーによるブランディングのワークショップ。

先ほどまで客観的に活用案を考えていた対象を家から自分自身にシフトし、自分や自分のプロダクトを売り込む(ブランディングする)ための手法について、BALUEメンバーがそれぞれのジャンルについて講義を行いました。

「場」をつくる、とは。

様々な制約のある中で、「価値」を生み出すのは容易なことではありません。

ただ、何を「価値」と捉えるのか。それ次第では、実現度は大きく異なります。

リソース的な問題もあり、この企画で継続的な収益を上げる仕組みを作ることは困難でした。

しかしイベントの開催によって、物件の物語を知る人、物件について考える人を増やし、オーナー様にもアイデアの種を得ていただく、そういった「場」を生み出すことができました。

今後、ここに植えられた種がどのように育ち、どう花開いていくのか。とても楽しみです。

岡家住宅 ウェブサイト
https://voriesinkaigake.net/

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